なぜ未経験で不動産業界に？
それぞれの転機にスポットライトを当てた「不動産転職物語」第６弾です。
未経験からどのように不動産業界に転職したのか？転職された方へのインタビュー。
未経験で不動産業界に挑戦したい方はぜひご参考ください！
元々製造業で働かれていたというYさん。仕事を辞めて宅建試験に挑戦。そして、ある企業の募集要項との出会いをきっかけに不動産業界を志されました。目の前のチャンスを掴み、転職成功へと繋げたストーリー。いかにして未経験から不動産業界に転職したのか？理由を深掘ります。
※本記事は2024年４月にインタビューした内容です。
なぜ未経験で不動産業界へ？
ー本日はよろしくお願いします！不動産業界に興味を持ったきっかけはどのようなものですか？
Yさん：自身の仕事や生活スタイルを変えたいと思ったのきっかけです。
元々は製造業で４年ほど働いていたのですが、土日休みがメインでした。土日休みだと、どこも人が混んでいて中々充実した休みを過ごす事ができず、平日休みの業界を探していました。その中で不動産業界に行き着いた流れです。
ーライフスタイルを軸にお仕事を探されたのですね。
Yさん：そうですね。退職後にハローワークを通して職業訓練を受けることになったのですが、資格の一覧で「宅建」に目がつきました。宅建は認知度も高く国家資格でもあるので、資格で手に職をつけるのがいいと思って宅建を受けることにしました。
宅建は2023年３月から勉強を始めて、10月に合格点42点で受かりました。
ーすごいですね！宅建取得から不動産業界に興味を持たれたのですか？
Yさん：はい。まずは資格取得が目的で、すぐに就職を考えていませんでしたが、ある時宅建の資格手当が高い求人があることを知って興味が湧きました。全ての求人が資格手当が高いわけではないことを資格学校に通う中で見ていたので、このチャンスを活かそうと思って転職活動を始めました。今はいいところに就職できたので結果オーライでした。
不動産業界に転職したBEFORE AFTER
ー今はどのようなお仕事をしていますか？
Yさん：今は某仲介会社で営業サポート（事務職）として働いています。当初は伝票処理だけと思っていたのですが、物件登録、写真加工、物件資料や集客の企画まで幅広い業務に関わっています。不動産を買ってもらうために、情報発信は何ができるか？お客さんの目に止まるために何ができるのか？を考えて実行しています。
前職は製造業で、何個作った、何個納入、明日作るのは何が必要か、数字をもとにマニュアル通りに進めることがメインでしたが、今は裁量を持って働く事ができています。
ー入る前の不安はありましたか？
Yさん：不動産業界の印象はあまり良くありませんでした。ニュースでも某不動産会社が投資詐欺をおこなった、と流れることもあり、大丈夫かなと思っていましたが、不動産にも業種がたくさんあることを知りました。例えばビルダーと仲介でも全然違いますし、実際に働いてみると誠実に取り組まないと結果に繋がらないこともわかりました。
不動産会社は、自分の利益を優先するのかなと思っていましたが、成果報酬の部分が大きい業界でもあるので、売って終わりだと続かない仕事ということもわかりました。入る前は本当にお客さんのためを思って営業しているのかな？という印象でしたが、実際はアフターフォローも含めて、誠実に対応しないと続かない仕事だと分かったことは良いギャップだと思います。
一素晴らしいですね。一番のやりがいはどのような点ですか？
Yさん：エンドユーザーが見える（反響がわかる）ことですね。自分が労力をかけて考えたことが、直接数字で反響があるのが嬉しいですね。不動産会社には、不動産を購入したい、という人が来るのだと思っていましたが、実施は、興味がない人にもどう振り向いてもらうかということに頭を使わないといけません。
売上を作るために、自分で考えて行動して、結果を出すという環境はやりがいに感じています。自分では安定しているところの方が向いていると思っていましたが、これも不動産会社に入って裁量を持って働けるようになってわかったことでした。
製造業は商品ありきのため、いかにマニュアルに沿うかが重要な点ですが、仲介業は商品がないところが大きな違いです。良し悪しもありますが、結果的に自由に働くことができるので、そういうところは意外と良かったなと思っています。
転職活動を振り返って
ー転職活動はどのように進められましたか？
Yさん：職業訓練で通っていた学校で國松さんの講座を受けたことがきっかけです。就業支援をされていることを知り、相談を始めることにしました。２社応募しましたが、しっかり対策して臨みました。面接の戦略を練って、自分を売り込む事ができたと思います。
ー転職活動を振り返ってぶつかった壁などはありましたか？
Yさん：自分のことを人に対して、アピールすることが苦手でした。就職活動では、お祈りメールが自分の人格を否定された気になったこともあり、一歩踏み出すのにも時間がかかりました。苦手意識があって逃げてきましたが、対策をしっかり行うことで乗り切る事ができました。
國松さん：面接や履歴書についても、棚卸をしっかり行い、対策も綿密に行いました。一歩目を踏み出すのに時間かかりましたが、志望動機や面接のシミュレーションも行いましたよね。
ーJOBRIDGEを利用した感想はどうでしたか？
Yさん：人には相談し難いことや、転職について専門家にゆっくり話せる機会ができて良かったです。話すことで考えがまとまり、結果的に前向きな行動に移すことができました。
おすすめの点は、業界に合った就職支援が受けられることです。企業に対してピンポイントに自分の売り込み方のアドバイスももらえました。詳しい話を聞いて、不動産業界が自分に向いているかどうか判断する機会にもなりました。
未経験での転職は、自分にとっての最適解を見つける事が大切だと思います。
ーありがとうございました！
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