なぜ未経験で不動産業界に?
それぞれの転機にスポットライトを当てた「不動産転職物語」第3弾です。
未経験からどのように不動産業界に転職したのか?転職された方へのインタビューです。
未経験で不動産業界に挑戦したい方はぜひご参考ください!
※本記事は2023年10月にインタビューした内容となります。
元々運送業界で働いていたHさん(20代前半、男性)とあるきっかけから未経験で不動産業界に転職成功。興味を持ち始めてから宅建の勉強を開始し、見事一発合格されました。働きながらの転職活動で、どのように活動を成功させたのか?直面した課題やリアルな内容も伺いました。
聞き手:株式会社LIFULL國松、不動産のOTOMO
なぜ未経験で不動産業界へ?
ー本日はよろしくお願いします!まずはプロフィールを教えていただけますか?
Hさん:よろしくお願いします。年齢は今年で24歳になります。前職は運送業を5年間しており、今年の6月頃に賃貸営業として転職しました。まだ半年経っておらず、慣れていない部分もあります。お部屋の写真を撮って、どの角度が一番いいのかを考えながら実践したり、ネット掲載や接客等にも取り組んでいます。
ー不動産業界に興味を持った経緯はどのようなものでしたか?
Hさん:運送業の時に、アパートやマンションに配達に行っていました。その際に、お客さまを案内している不動産会社の方を見て、自分もやってみたいと思ったのがきっかけです。人と話すのは得意な方ではないですが、お客さまに対して合うようなお部屋を選ぶように、話すのが得意になりたい、自分を変えていきたいと思っていたのもきっかけです。
ーそのようなきっかけがあったのですね。
Hさん:あとは物件に詳しくなることで、自分で家を借りたり買ったりする時にも知識が活きると思い、不動産業界を選びました。衣食住は人が生きる上で必要で、住むところも無くならないと言う点も魅力に感じていました。

未経験から不動産転職!会社の探し方は?
ー不動産業界への転職を決めた時、どのように情報を探されましたか?
Hさん:最初は転職サイトも見ていましたが、サイトをやめてLIFULLさん一本にしました。2月頃に登録しましたが國松さんが即日電話で対応いただいたり、レスポンスも良かったので、お任せしたいと思って進めました。
運送業は年末年始で忙しかったのですが、落ち着いてから宅建を活かしたいと思い、去年の4月に宅建を受けて一発合格しました。前職は通勤時間2時間の間に勉強していて、合格してから本格的に活動を始めました。
ー 一発合格とはすごいですね!未経験で苦労した点はありましたか?
Hさん:職務経歴書を作成するときに、どういうことを書けばいいかわからなかった点です。職場で何を学んできたのか、漠然と毎日仕事をしていると、職務経歴書に書くどういった仕事をしているかといったものが見えてこないので、そういったところでも苦労しましたね。
転職は初めてで、自分の良い点を中々見つけられなかったのですが、國松さんと2〜3時間ビデオ通話をして、良い点を再確認をすることができ自信につながりました。
未経験で転職活動、面接では何を聞かれるのか?ぶつかった壁とは
ー面接ではどのようなことを質問されましたか?
なぜ不動産業界なのか?入ってからどうしたいのか?と言うことを聞かれました。元々そのような質問が来るとは思っていたので、転職前に1年勉強して宅建を取りました。宅建を持っていないで不動産業界にいきたいより、不動産業界に行きたいと思ったほうが熱意のアピールにもなりました。
また、入ってからどうしたいと言うのは、先ほどと被りますが、人と話すのを苦手な部分を変えていきたいという点を率直に伝えました。
ー説得力があります。1回目の面接と2回目の面接の間で対策はされましたか?
Hさん:基礎的なことになりますが、明るく自然体で行くことを心がけました。1度目の面接の時は緊張して言えなかったので、その点を意識しました。
今回の活動で受けたのは2社でしたが、2社目で内定をいただくことができました。

これからのYさんの不動産業界でのチャレンジ
ー不動産業界に入る前と入った後のギャップはありましたか?
Hさん:最初はあまりいい印象を持っていませんでした。成績主義が優先されて雰囲気もあまり良くないのかなと。仕事の進め方も、自分で考えろという感じだと思っていました。しかし実際働いてみると、先輩もしっかり教えてくれますし、アドバイスも受けられる状況なので、丸投げという状況ではなく安心しました。
ー良い方のギャップに働いたんですね。
Hさん:そうですね。身構えていたよりも働きやすいなと思いました。以前と勤務体系が違う点などもありますが頑張っていきたいです。
ー今後の目標をお聞かせください
Hさん:今半年しか経っていないので、1人前に契約や売上を立てられるようになりたいです。将来的な目標としては仲介だけではなく管理をしてオーナー様とお話をしたい、という選択肢もあります。
また、外国籍のお客さまも結構いらっしゃいますので、そういった方に日本語で接するのではなくお客さまの言語に合わせて契約ができれば外国籍のお客さまのためにもなるので、言語の勉強をしたいと思います。
ー最後に、もし未経験で不動産業界に転職したい方がいれば、どのように声をかけますか?
Hさん:難しいことだとは思いますが、宅建を持っているだけで不動産業界にいきたいという説得力が増すので、資格受験はお勧めしたいです。
宅建を持っていないと受からないわけではありませんが、宅建を取ってから未経験で転職すると、自分の自信にもなりますし説得力にもつながってくると思います。
簡単な試験ではないですが、高卒の法律の勉強をしてこなかった私でも取れたので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
ーありがとうございました!
未経験で不動産業界に転職したい方へ
今回は未経験から不動産業界の転職を成功させたHさんのインタビューでした。
宅建試験に転職前に一発合格したことは本当に努力の賜物だと感じました。
資格取得だけではなく、不動産業界に入社後もさまざまなことにチャレンジされているお話は、多くの未経験の方にとっても非常に心強い体験談になったのではないかと思います。
未経験から不動産業界に転職したい方は、ぜひLIFULLの不動産転職サポートにご相談ください。
私たちがあなたの思いを受け止めて、転職活動を全力でサポートします。
あなたにあった理想の不動産会社を一緒に見つけていきましょう!