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不動産業界の面接でキャリアプランニングを聞かれたら?回答例やキャリアの築き方を解説

2024年01月25日

不動産業界の面接ではどのようなキャリアプランが築けるか知りたい。今回は、そんな方に向けて面接でキャリアプランを聞かれた際の答え方について解説します。面接時に使える回答例や、不動産会社における実際のキャリアの築き方まで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな⼈におすすめの記事
・不動産業界の面接で聞かれるキャリアプランの回答例を知りたい
・不動産業界におけるキャリアの築き方を知りたい
・不動産業界でキャリアアップしたい

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不動産業界のキャリアプランは会社によってさまざま

不動産業界内で転職を繰り返してのキャリアアップも可能ですが、今回は、1つの不動産会社でのキャリアプランについて紹介します。

それぞれの会社で実現できるキャリアプランは、会社の規模や事業内容、今後の方向性によってさまざまであるため、面接を受ける会社に合わせて個別に考える必要があります。

よって、不動産業界でよくあるキャリアプランを知っておき、応募する会社ごとに当てはめて、面接で聞かれたときの回答を事前に考えておくことが大切です。

不動産業界で一度身につけたスキルは、幅広く展開が可能であるため、一度、会社内でキャリアアップを実現できれば、転職市場での価値を高めることにもつながります。

不動産業界でのキャリアの築き方(職種軸)

まず、職種軸にみる不動産業界でのキャリアの築き方を解説します。

不動産と言えば、営業職のイメージが強い業界ですが、会社ごとにさまざまな職種があり、複数の職種を経験することでキャリアを積む方法もあります。

職種によって、当然ながら業務に違いがあり、複数マスターすれば会社で唯一無二の貴重な戦力になることも可能です。

以下では、不動産業界において職種軸にキャリアアップを目指す際の1つの選択肢を紹介するので、参考にしてください。

未経験から営業

まず、不動産業界に入ったからには、営業からのスタートということでキャリアアップを考えます。

不動産業界だけでなく営業職も未経験の場合、ハードルが高いと感じるかも知れませんが、不動産業界の花形である職種はやはり営業職であり、ほとんどの未経験者は、営業からスタートします。

また、不動産業界の営業職には、大きく分けて売買営業と賃貸営業がありますが、同じ会社内で両方ある場合は、まず売買をおすすめします。

賃貸と比較して売買の方が、扱う取引額が高額であり、所有権や抵当権・根抵当権などの権利関係やローンの知識など、不動産に関わる幅広い知識が身につくためです。

さまざまな物件を扱うことで土地・建物についての知識や周辺の相場感を掴むこともできるので、まずは売買営業から始めることをおすすめします。

売買から賃貸

売買営業をある程度の年数経験した後は、同じ営業職である賃貸営業も経験しておくことで業務の幅がぐっと広がります。

売買も賃貸も基本的な業務は、接客と契約書類の作成や契約の締結業務が主であり、そこまで大きくことなることはありません。

賃貸物件の種類は、居住用であれば、単身もしくはファミリータイプの共同住宅や戸建、商業用であればオフィス・テナントビル、その他、駐車場などもあります。

扱う物件ごとに顧客の属性や契約内容などが異なるため、売買とはまた違った経験や知識が身につきます。

期間にもよりますが、売買と賃貸を両方経験していれば、不動産業界の営業職について、基本的な経験や知識、業務は、積めたと思ってOKです。

賃貸から管理

賃貸営業から管理部門に職種を変えることも可能です。

管理部門は、一旦、営業職から離れるかたちになりますが、賃貸物件のオーナー対応など、営業職で培った経験が活かせる業務もあります。

管理業務には、オーナー対応や入居者からのクレーム対応、物件の定期的な清掃や修繕業務、家賃の回収、契約の締結と更新業務など、細かい部分まで挙げると非常に多岐に渡ります。

物件管理を経験することで不動産の維持・管理の仕方や入居者対応、建物の経年劣化が起きるタイミングや必要な修繕内容などの知識や経験が身につきます。

賃貸経営に必要な多くの知識や経験が身につくので、不動産コンサルタントとしてキャリアアップすることも可能です。

売買から開発

売買営業から開発部門に職種を変える選択肢もあります。

開発部門とは、マンションや戸建など、自社物件を開発する職種であり、いわゆるデベロッパーの仕事です。

自社物件の開発は、まず地主から土地を買い取り、自社でデザイン・設計したマンションや戸建などの建物を建てて、エンドユーザーに向け販売します。

不動産開発における最もメインの業務は、用地仕入れであり、実は、これも不動産営業職の1つです。

用地仕入れ営業は、土地と建物だけでなく、造成や建築、エリアごとにある建築条例など、深い知識と経験が必要であり、難易度も高いことから不動産営業の花形と言われる仕事です。

実際、売買営業で経験を積んで開発業務に職種を変える人はとても多くいます。

売買営業から開発業務の経験を積めば、不動産に関するより一層の深い知識や経験ができるため、まさに不動産のプロとして、会社内だけでなく転職市場でも貴重な存在になるでしょう。

営業から企画(管理部門)

営業職から事務・管理部門にあたる企画に職種を変えるケースもあります。

よくあるケースが人事への異動であり、営業職で培ったコミュニケーション力と実際の営業現場を知る貴重な存在として抜擢されることが多いです。

実際、将来の幹部候補として期待されている人は、営業職で大成功していても一度は、人事に配置転換するケースなどもよくあります。

不動産業界でのキャリアの築き方(ポジション軸)

次に、ポジション軸でみる不動産業界でのキャリアの築き方を見ていきましょう。

ポジション軸のキャリアアップは、いわゆる昇格を目指すキャリアアップの仕方であり、基本的に1つの得意な職種で、出世していくのが王道の方法です。

役職軸

未経験で不動産業界に転職した場合、まずは、一般社員からのスタートになるので、役職を上げるためには、とにかく目の前の業務に集中して成果を出すことが大切です。

営業職であれば、営業成果を出すことが最重要ポイントであり、目立った成果を上げることができれば、役職を与えてもらえる可能性が高いです。

もちろん、はじめから管理職になるのは難しいですが、一般社員から1~2段階ほど上の役職であれば、営業成果次第で任されるケースが多いです。

管理職へ挑戦

役職が上がっていくと、いつか管理職へ挑戦する時が訪れます。

管理職までは、基本的に、仕事の成果を上げれば役職が上がりますが、管理職になると成果以外の人間性の部分まで評価された上で、昇格ができます。

管理職は、チームリーダーの役割をしながら経営陣からの指示に対応する必要がある、重要かつ大変なポジションです。

ポジション軸でキャリアアップを考えるのであれば、まず第1の目標に該当する役職であり、会社内における最終目標に掲げる人も多いでしょう。

経営陣へ挑戦

会社によって実現できるハードルが異なりますが、管理職から更に役員レベルの経営陣に挑戦できる場合もあります。

組織の大きさや方向性、考え方によって実現が難しい場合もありますが、役員レベルまで昇格できれば社内での待遇もかなり上がります。

管理職であれば、役職定年があるため、会社によって定められた年齢になると一般社員扱いになりますが、役員であれば、役員定年がないため、会社の意向によっては、いつまでも働くことが可能です。

もちろん、どの会社でも経営陣まで上り詰めるのは、簡単なことではありませんが、ポジション軸でキャリアアップを考える場合は、1つの大きな夢と言えるポジションでしょう。

不動産業界でのキャリアの築き方(新規事業軸)

キャリアの築き方の最後は、少し視点を変えて、新規事業軸でみるキャリアアップの方法です。

会社によっては、人とは違うキャリアアップや経験ができる可能性もあるので、以下の内容をぜひ参考にしてください。

新規事業へ挑戦

新規事業の発掘に積極的なベンチャー気質な企業の場合、新規事業に手を挙げることでキャリアの幅が広がり、今までにない経験ができます。

事業の立ち上げには、商品づくりや宣伝・広告、営業、アフターサービスなど、商品ができる前からユーザーに渡った後のことまで細かく決定していく必要があります。

当然、分からないことだらけで、大変ですが、一般的に経験できない経験や将来的に事業がうまくいけば、その事業におけるリーダーに抜擢される可能性もあります。

新規エリア展開

複数エリアへの展開を目指す企業であれば、新規エリアの立ち上げメンバーとして、新規開拓を経験することができます。

事務所選びから事務所内の間取り、レイアウトの決定、オフィス用品の導入やスタッフの採用など、新規エリアの立ち上げは、やることが豊富にあります。

引越しを伴うケースがほとんどであるため、人によっては、デメリットが大きいですが、新規エリアの開拓を経験でき、将来的には、エリアの支店長や支社長を目指せる可能性もあります。

社内ベンチャー

最後に、少し特殊なパターンですが、自分で新規事業のアイデアを考えて会社にアピールし、社内ベンチャーを立ち上げる方法もあります。

実現できる会社はかなり限られますが、まだ社員が少ないベンチャー企業であれば、面接時の大きなアピールポイントになるかも知れません。

面接時に社内ベンチャーを立ち上げたいことまで伝える必要はないですが、新規事業のアイデアがあれば、会社によって興味をもってもらえるケースもあるでしょう。

キャリアプラン別、キャリアの築き方

ここでは、先述したキャリアプラン別のキャリアの築き方を解説します。

それぞれ、何を軸にするかでキャリアの築き方は変わるので、以下の内容を参考にしてみてください。

職種軸➀多様性をアピール、業務は堅実に

まず、職種軸の場合、さまざまな職種を経験し、こなしていく必要があるため、多様性をアピールし、どんな業務でも興味をもって取り組めることをアピールします。

実際の業務は、堅実にミスのないよう取り組むことで、社内から信頼され、どんな仕事でも任される印象を与えることが可能です。

ポジション(役職)軸➁とにかく成果を出す。営業職がベストマッチ

次に、ポジション軸の場合は、とにかく業務で成果を出すことが大切であり、営業職が最もマッチします。

目の前の営業活動を大切にして、成果を出し続けることで、基本的には、昇格できますが、管理職以上を目指したいのであれば、社内での言動や行動にも注意しましょう。

新規事業軸③行動力をアピール。経営者目線の考え方が必要

新規事業軸の場合は、行動力をアピールします。

新しい事業や新規エリアの開拓を成功させるため、とにかく主体的に、行動することが求められます。

最終的には、会社のためにプラスの利益を出す意識が必要であり、行動力だけでなく、経営者目線の冷静な考え方をもって業務にあたることも必要です。

キャリアプラン別、面接時の回答例

最後に、キャリアプラン別に、面接でキャリアプランを聞かれた際の回答例を紹介します。

あくまで一例ですが、オリジナルにアレンジするなどして、部分的に活用してみてください。

職種軸➀堅実性をアピール。汎用性の高い存在になりたい

「1つの職種ではなく、社内の多様な職種を経験してどの職種でも任せられる汎用性の高い存在になりたいです。そのため、どんな業務でも任せられると思ってもらえるよう、日々の業務をミスのないよう集中して行い、信頼されるよう努めて参ります。」

ポジション(役職)軸➁とにかく結果を出して会社を引っ張る存在になりたい

「将来的には、昇格して管理職になり、会社やチームを引っ張れる存在になりたいと思います。その為に、営業として成果を出すことに集中し、会社の利益に大きく貢献したいです。」

新規事業軸③新しいことにチャレンジして結果を出したい

「新規事業や新規エリアの開拓に携わり、必ず成功させ、会社の利益に貢献したいと思います。長所である行動力を活かして、新しいことにどんどんチャレンジし、成長しながら結果を出したいです。」

まとめ

今回は、不動産業界の面接でキャリアプランを聞かれた際の答え方をテーマに、面接時に使える回答例や、不動産会社におけるキャリアの築き方などを解説しました。

不動産業界で実現できるキャリアの築き方は、様々なものがあるため、面接対策も含めて、転職活動前に一度、自分で考えてみることをおすすめします。

業界未経験の場合は、分からないことが多いため、本日の内容を参考に、将来的になりたい自分をイメージしながら、キャリアについても考えてみましょう。


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監修

不動産のOTOMO

不動産ブロガー・宅地建物取引士。30歳未経験で不動産業界に転職し、営業や企画に携わり、宅建も取得。不動産業界の魅力を伝えるため「不動産のOTOMO」ブログ運営を開始し、累計35万PVに到達。JOBRIDGEの理念に共感し、不動産業界の魅力を伝えるコンテンツを配信中。

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