本記事は提携メディア「不動産のOTOMO」からの転載記事です。
なぜ未経験で不動産業界に?
それぞれの転機にスポットライトを当てた「不動産転職物語」第一弾です。
私も未経験で不動産業界に転職しましたが、未経験だと何が何だかわからなくなります。不動産会社はコンビニの数より多いと言われています。
その中でどのように、どうやって未経験から不動産会社に入ることができたのか。
JOBRIDGEの國松さんと一緒に聞いていくシリーズです。
未経験で挑戦したい方はぜひご参考ください!

本日はよろしくお願いします!
インタビューした方々


よろしくお願いします!
なぜ未経験から不動産業界へ?

金原さんは元々運送業界で働かれていたとのことですが、転職を意識し始めたのはいつ頃ですか?

結婚して将来を考え始めた時です。運送業の時の仕事の給料だと将来が不安だな、という思いが湧いてきて。元々独身の時は一人だったのでやっていけていましたが、将来子供を持つことも考えた時に、収入も専門知識もつけれる業界がいいなと。

結婚で考え方は変わりますよね。その中で不動産業界が選択肢に入ってきたのですね。

そうですね。元々父が不動産業界で働いていたので、身近な存在でした。ただ当時は父の姿を見ながらハードな業界だなとは思っていました。働く時間も長く、夜帰ってくるのも遅かったことを覚えています。

お父様も不動産会社で働かれていたのですか。
ハードさも理解しつつ、不動産業界に行かれたのですね。

はい。自分がまさか不動産業界に転職するとは、当時は全く考えられませんでした笑。ただ改めて、専門知識も身につくし、実力次第で収入にも反映され、未経験で挑戦できるのが不動産業界なので、自分にも出来るかなと思い、転職を決意しました。

未経験から不動産転職!会社の探し方は?

未経験から不動産会社に挑戦するとき、情報が多くて探すのが大変だと思います。
どのようにして探されていましたか?

まずは転職サイトを見ながら探していました。ただ広告の情報がどこまで正しいのか、自分では判断つかなったです。例えば、未経験可・9:00〜18:00 残業なしと書いていても、どこまで本当?と。父が厳しい環境で働いている姿も見ていたので余計に気になりました。

見極めは難しいと。

あとは口コミサイトを見ましたが、口コミも受け手によって感じ方が違うので難しいなと。そこでたまたまJOBRIDGEを知る機会があり、登録してみました。

口コミの判断も難しいですもんね。職種はどういう軸で探されていたのでしょうか?

売買仲介(流通)で探していました。特定のメーカーの販売というよりも、色々な不動産を取り扱いたいと思っていましたね。
未経験で転職活動、面接では何を聞かれるのか?

転職活動中は、何社ぐらい受けられたのですか?

7〜8社は受けました。

どういう基準で応募されたのですか?

正直、最初は本当に何もわからず受ければ受かるだろうと色々受けていました。不動産会社は未経験の求人も多かったですし、自分としては不動産業界で働きたいという熱い思いもあったのでそこを面接で押せばいけると思っていました。

不動産売買営業は未経験可の求人は多いですよね。書類や面接の準備はされたのですか?

初めは先ほどの通りあまり準備をせず受けていましたが、なかなか選考が進まずに気持ちを改めました。
國松さんにも職務経歴書の作成アドバイスをもらい、4・5回は作り直して改善しました。

未経験の場合は、いかに再現性のあることをPRできるかが勝負です。金原さんの場合は運送業で営業の経験もなかったですが、工夫して業務を改善して提案されていたり、外国人の方々をマネジメントするなど、面談の中でお話しされていました。そこを整理して、先方にも活躍できそうなイメージをいだいてもらうにはどうすればいいか?など、面接対策の準備していきましたよね。


未経験の面接はどのようなことを聞かれるのですか?

「未経験なのになぜ不動産業界を受けたの?」というところを深掘りされますね。あとは「残業や土日休みじゃないけど大丈夫?」など、覚悟を試されている感じはありました。

確かになぜ未経験で不動産業界なのか?は長く続けられるかどうかという視点でも大切な動機の部分ですよね。
そこはどのように答えられたのか気になります!

とにかく「大丈夫です」と決意をPRしました。自分の父親も不動産業界で働いていて、イメージはわかっているので、その点も踏まえて覚悟があるから入りたいというところを伝えましたね。他にも、土日休みだけど大丈夫?残業あるよ?という質問に対しても、迷いなく即答で覚悟を伝えました。

本気度アピールですね。

はい、ただそれでも思ように伝わらず、最終面接まで行って好感触でも落ちてしまうことが何回か続きましたが原因がわかりませんでした。
壁を乗り越えて内定を勝ち取るまで

思ようにいかないと焦りますよね・・・
その壁はどのようにして乗り越えられたのですか?

一度改めて考えてみました。國松さんにも相談しながら、手厳しい(愛のある)フィードバックをもらいました。なぜ自分が受からないのか?冷静に考えて。原因がわからないと次も同じ感じになるなと思って。

いいところまで行くのに、通過しない、ということが続きましたよね。私が「感触どうでした?」と聞くと「100%いける」と思っていたのに何度か落ちてしまって。何か原因があるなと感じて、傷口に塩を塗るようにつっこみをしましたよね(笑)。


(かなり突っ込んで…!)
いつもそこまで聞かれるのですか?

いつもそこまで聞くわけではないですが、特に本人の志望度が高い企業だったので一緒に原因分析しました。活動を進める中で本気度も私も十分感じていたので、なんとか本人が内定を取れるようにサポートしていきたいなと。

そうですね。とても親身になっていただきました。

特に金原さんは、数ヶ月の間に宅建の猛勉強をして過去問で42点取られてたんです。これは本気だなと。選考の雲行きが怪しかったこともありましたが、そのエピソードが採用企業さんに刺さって前向きに進んだこともありました。

ええっ、怪しかったんですか!?

裏エピソードですね。笑

数ヶ月で宅建40点越えはすごいです。。確かに本気度が伝わりますね。
(自分が受けた時も本気だったけどそこまでは取れなかったな・・・)
これからの金原さんの不動産業界でのチャレンジ

今は無事転職に成功されて入社数ヶ月ということですが、どのようなことをされているのですか?

まずはこれまで会社に問い合わせのあった方々に電話をして、アポを繋ぐ電話をしたり、週末オープンハウスをしたり、先輩に同行したりしています。毎日新しいこと・勉強の日々です。

新しい環境に慣れるのは大変だと思いますが、徐々に仕事は広がっていくと思います!今後はどのようになっていきたいですか?

直近、まずは結果を出せるように頑張ります。今は「購入したい」お客様の対応しかできていないので、知識をつけて「売却したい」お客様の対応もやってみたいです。
稼ぐことももちろんですが、家族の人生計画を含めて、高いレベルで不動産知識をつけ、自立するなどプロとしてやっていきたいですね。

今後のご活躍、お祈りしております!

取材後期
今回の取材を通して行動と覚悟が伝われば物事は実現すると改めて思いました。
不動産業界は未経験可の求人も多いですが、実に色々な企業がありそれぞれ必要としていることは異なります。
様々な考え方がありますが、一番は覚悟を決めること・諦めずに行動し続けることが大事ではないでしょうか。自分の思いや行動があり、その思いをぶつけることで壁を乗り越えることができ、また新しい自分と出会うことができます。
私が未経験で不動産会社に入った時は、最初はなんの知識もなかったので、車の運転と電話とポスティングぐらいしかできなかったです(笑)。それでも行動し続けていると、仕事の幅が広がり今では不動産の仕事が大好きになりました。
未経験からの転職は、最初が一番大変で踏ん張りどころです。自分が目指したい道、大切にしたい家族、それぞれの想いを叶えるために頑張っている人が大勢いる業界です。
私も気持ち新たにやっていこうと思いました。
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聞き手:不動産のOTOMO(@zebrakun24)
不動産ブロガー兼宅地建物取引士。自身が30歳未経験で不動産業界に飛び込んだ経験をもとにした体験談を配信するブログ「不動産のOTOMO」の運営を開始。開始2年で累計24万PVに到達し「不動産転職ブログ」のキーワードで検索1位。TwitterやLINEでも不動産ニュースを発信し、自身の学びと共に業界の魅力発信に努めている。株式会社LIFULLともコラボ中。